環境資源学専攻 植物生産学研究室 松添 直隆 教授 本研究室では、化学農薬に頼らない環境に優しい農業技術の開発を進めています。そのひとつとして、非病原性株を利用した土壌病害の生物的防除法の研究を紹介します。突然変異により作出された青枯病菌の非病原性株(図1)を、トマト、ジャガイモ、ナスに事前に接種すると、病原菌感染後の発病が抑制されることを明らかにしました。本防除法の実用化に向けた研究を行っています。 図1.青枯病菌の非病原性株の作出 図2.非病原性株によるナス青枯病(右)とナス半身萎凋病(左)の防除上段の植物:非病原性株処理区下段の植物:無処理区 カテゴリ 環境資源学専攻 この記事をシェアする