令和5年(2023年)6月17日・18日に本学で開催された一般社団法人日本食品保蔵科学会第72回(熊本)大会において、2023年度日本食品保蔵科学会賞の受賞式が実施され、環境共生学部環境共生学科食健康環境学専攻の白土英樹教授が「技術賞」を受賞しました。
一般社団法人日本食品保蔵科学会は、食品保蔵に関する基礎的研究ならびに応用に関する研究を推進し、生産、貯蔵、加工、流通等の科学技術及びこれらに関する情報発信や知識の普及を図り、もって関連分野の学術研究の進展や食品産業の健全な発展ならびに安全で健康的な食生活の推進に寄与することを目的として活動を行っています。「技術賞」は日本食品保蔵科学会の目的分野において実用的技術の発展に貢献があると認められた個人または団体の業績に贈られます。
【受賞題目】
地域カンキツ‘不知火’の品質保持ならびに品質向上に関する研究
【白土教授のコメント】
このたび、日本食品保蔵科学会から「技術賞」という栄誉ある賞をいただきました。受賞対象となったのは熊本県特産のカンキツである不知火に着目した一連の研究で、果実成分組成ならびに香気成分組成をパラメータとして不知火の品質を把握し、最適な長期貯蔵法ならびに栽培法を明らかにしたものです。熊本県農業研究センター果樹研究所や企業と産学官連携で取り組んだ成果が学術的にも高く評価されたもので、大変嬉しく思っております。
今回いただいた賞はこの研究に携わった本学の教員、修了生・卒業生や学生、共同研究者の皆さまのおかげです。心より感謝いたします。これを励みに、また精進して頑張ります。
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