カリキュラム
区分 | 1年 | 2年 | 3年 | 4年 | ||||||
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専門科目群 | 学科共通科目 | 導入科目 | 環境共生論/現代生活と環境問題/居住環境を創る/食と環境/フィールドワーク | |||||||
情報処理実習 | 環境共生総合演習 | |||||||||
専門科目(環境資源学領域) | 基礎科目 | 生物学/生物学実験/基礎化学/有機化学/化学実験/物理学/数学 | 統計学/統計学演習/物理学実験/環境情報処理実習 | 地学I・II/地学実験I・II/応用情報処理演習/Science English | ||||||
展開科目 | 生態 | 森林生態学/森林資源学/森林環境アセスメント実習/海洋生態学/沿岸環境保全論/沿岸域環境アセスメント実習/プランクトン学/海藻学 | ||||||||
生物 資源 |
作物生産学/植物食資源学/植物生産環境アセスメント実習/水産環境学/水産環境アセスメント実習/海洋微生物学/魚類環境生理学/食資源開発学 | |||||||||
物質 環境 |
環境分析化学/水環境科学/環境分析化学実験I・II/環境素材学/高分子化学/高分子化学実験/大気環境学/大気環境学実験/エネルギー環境学/環境衛生科学/生物濃縮論/環境計量演習/食品分析学/食品安全性学 | |||||||||
環境 計画 |
環境経済学/環境関連法規/農山村域計画学/都市計画/地域景観計画学/都市居住政策学 | |||||||||
卒業研究 | 卒業論文 |
実験実習
沿岸域環境アセスメント実習
熊本市の緑川河口干潟を題材として、砂質干潟の物理化学的な環境条件ならびにそこに生息する底生生物の棲息状況を調査して、環境および生態系の現状を解析し、評価する技術を習得する実習を行います。
水産環境アセスメント実習
海の環境を調査するための実習を行います。練習船で実際の海に出て、観測機器を用いて水温、塩分、溶存酸素などを測定します。また、プランクトン採集などを通じて、測定海域でのさまざまな環境因子のマッピングと環境状態の判定法を学びます。
植物生産環境アセスメント実習
植物生産を支える土壌の化学・物理特性の調査法、土壌に生息する微小な生物の観察法、植物病害の診断法ならびに植物の形態観察法などを学びます。また、実習で使用するイネ・トウモロコシ・ダイズなどを学内の研究圃場で栽培します。
環境分析化学実験I
水や大気など環境試料中の成分分析を通して、分析方法やその原理、データ整理の方法について学習します。
環境分析化学実験II
さまざまな有機化合物・無機化合物を対象としてガスクロマトグラフ質量分析計、原子吸光光度計、イオンクロマトグラフなどを用いた機器分析を行い、環境中の化学物質の高度な分析方法や機器分析の原理について学びます。
高分子化学実験
高分子物質の特徴について実験を通して理解するとともに、廃棄物の適正処理や資源の再利用に関する内容についても学びます。
大気環境学実験
自然科学の分野においてよく使用されている「Fortran」というコンピュータ言語を利用して、プログラムの作成方法を勉強するとともに、環境問題における数値計算とモデリングの技法を学習します。
環境資源学専攻での学び方
チューター制度
環境資源学専攻では、平成20年度入学生より「チューター制」というものを導入します。
これまでは学年担任の先生が、学生への説明・連絡・指導・相談などを一括して行っていましたが、より細やかな対応が可能となるように、皆さんを5名くらいずつのグループに分け、チューターの先生がそれぞれ担当グループの学生に対応しようとするものです。
したがって、これまでと同様、学年全体への説明と連絡は学年担任の先生が行いますが、個別の学生への連絡・指導・相談はチューターの先生が行うことになります。
自分の担当のチューターがどの先生になっているのか、後日配布する表をみてきちんと把握するようにしておいてください。
そして、チューターの先生と連絡先を交換しておくことで、何かあった場合の連絡や相談に備えるようにしておきましょう。
研究室への分属
環境資源学専攻には全部で8分野の研究室があります(2021年4月現在)。
皆さんが4年生になると、各研究室に分属し、卒業論文を作成することになります。
いずれの先生も、それぞれユニークかつアカデミックな研究を行っていますので、いろいろな授業を幅広く履修するのはもちろんのこと、先生の研究室を直接に訪問するなどして、その内容をじっくりと聞いてみることも大切でしょう。
卒業論文テーマ一例
- 飼料イネ栽培における窒素動態と珪鉄施肥の影響
- 2020年春季に熊本県で採集した浮遊粒子の性質
- 石炭灰混合材料を用いた水質浄化機能評価
- 日本近海の鯨類における金属の越境大気汚染の影響
- 河川水中の医薬品の分析方法および濃度予測手法の検討
- Aso tourism and the COVID-19: traveler and tourism staff perceptions
- 北部薩南海域におけるマイクロプランクトン群集の鉛直分布
- 緑川河口干潟のホトトギスガイマットの有機物の特徴
その他イベント・活動
エクスカーション
例年は1年生前期の休日を利用して一泊二日で行っていたイベントです。この行事では、専攻の先生との交流をはかります。昼間は森林整備や干潟清掃などの野外作業を行い、夜は親睦を深めます。
大和田杯スポーツ大会
毎年秋に行われる研究室対抗のスポーツ大会です。ドッチボールやバレーボール、バドミントンなどの種目で、大和田杯という優勝カップを争います。4年生以上になると所属する研究室から出場しますが、1~3年生については,各学年でチームを組んで出場しています。この大会で最下位になった研究室は、翌年の大会の幹事を担当しなくてはなりませんし、毎年恒例の秘密の罰ゲームも準備されています。